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Владивосток

  • 執筆者の写真: zatsumu
    zatsumu
  • 2019年11月9日
  • 読了時間: 3分



この数日間、ロシアに行っていた。


ロシアと言っても、極東のウラジオストク(Vladivostok/Владивосток)だ。成田空港からS7航空の直航便が出ており、なんと片道2時間半で着く。私の場合、下手したら実家に行くより早く着く。地図上だとたしかに近く、そして、ビックリするくらい国境沿いに都市が存在する。実際、ウラジオストク から韓国行き、中国行きの路線バスおよび鉄道網が敷かれており、日本人には馴染みの薄い国境の存在を感じさせてくれる。


結果論で言うと、滞在日数はとても短いながらもとても楽しかった。ただ、行った日時が、戸﨑圭太騎手が落馬負傷した日の翌日からだった。前回のブログ、思いの丈を吐き出せるだけ吐き出したのは行きの飛行機の中。当日朝、正直とても行けるメンタルではなく、できるなら雨戸を下ろした真っ暗な自宅で昏々と寝ていたかったのだが、この出来事、私や私のパートナー及び血縁関係がある家族が落馬した訳ではないし、悲劇のヒロインぶって寝てるのもひとつの過ごし方だけど、それはそれで別にどうでもいいけど私がそれをやった時に、私は果たしてそれを許せるのか?という気持ちが確かにあって、渋々荷物を詰め込んで、成田空港行きのバスに飛び乗った。3泊4日のショートステイだからバックパックひとつで。戸﨑さんをかっこよく撮るために、身を削って働いて買ったカメラも、戸﨑さんを応援したくて己でデザインし作った応援幕も入っていないバックパックはあまりにも軽く、一歩一歩地面を踏み締めるたびに、あの重さをしばらく背負うことはないのだという現実に戸惑いを感じる。戸﨑さんが落馬負傷した翌日の関東は、とにかく憎らしいほどいい天気だった。


飛行機の中でどうしようもなくなって溢れ出てしまった涙を拭いながら、ブログを書いた。どうしようもなさが率直に書いてあってよくできているなと我ながら思う。それがいざウラジオストクに着いたら、英語圏ではない国に来てしまったが為の試練が次から次へと襲いかかり、ただただ「この程度どうってことないし全部こなしてやるわ、ワイは帰国して戸﨑さんを応援せにゃならんのだ」と、異国の地で内心腕まくりして笑っている自分がそこにいた。トラブルが気付け薬になるタイプの人間っておるやん?ワイみたいなんもそうやけど。でも身が持たないと思うし、どうかと思うよこういうの。と思いながら、行く行かないで迷わせる時間を与えない絶妙なタイミングでウラジオストク行きの一人旅の予定を組んだ過去の自分に感謝した。目の前にはキリル文字オンリーのATMが3台。迫る市街地行きのバスの発車時間。クレジットの暗証番号入力しなければいけないところに焦って必死にキャッシュの暗証番号を入力していた。不正ログイン扱いされてクレジットカードが停止される前にそこに気付いてよかったですね。


ということで、メンタル立ち直るのが先か死ぬのが先かみたいな状況で、予想以上に早い、数時間後にはメンタルが立ち直っておりました。いやもっと落ち込んだほうがよかったのかな…演出で…。 みなさま、心配おかけ致しまして申し訳ありません。でも、お声がけくださってとても嬉しかったです。

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