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007 No Time To Die

  • 執筆者の写真: zatsumu
    zatsumu
  • 2021年10月7日
  • 読了時間: 3分

ほぼ1年ぶりに映画館に映画を観に行った。しかもレイト上映の映画を観に行った。


だいたい1年と2週間前に、当時日本最大級のIMAXシアターを謳っていた池袋の映画館にTENETを観に行ったっきりだった。その時はコロナウイルスの感染が広まる中での満員の上映だったので、劇場内も劇場の外も密です!だったので、もう感染しないかどうかひやひやして全然話に集中できず、正直あんまり話を覚えていない。やっぱり、客もまばらの地元映画館で、会社帰りに立ち寄って観る映画が私には性に合っている。


ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画としては契約上最後の映画だったと思う。今作もしっかりCo-Producerにダニエル・クレイグの名前があり、彼がどうやって自分が演じるジェームズ・ボンドを終わらせるのかとても興味があった。詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうのだが、作中「レイフ・ファインズもダニエル・クレイグも、ジジイになったなぁ…」という感情が頭を支配してしまうほど。それもそのはずで、初めてボンドを演じたカジノ・ロワイヤルから15年の月日が経ってしまった、、、。レイフ・ファインズもスカイフォールからの出演なので9年前なんだね。えっスカイフォールが9年前!?

スカイフォールが私の中であまりにも傑作だったので、どうしても比較せざるを得ないんだけど、今作も意外性がありボンドらしさは確かにあったけど、その点ではスカイフォールを超えることはできなかった。で、先ほど記述したジジイになったなぁ…と強く感じた点はやっぱり物語での重要なファクターになっていた。


あの酒とたばこと女が燃料のボンドとはいえ、守りたいものができると弱くなってしまうという事実を作ってしまった。それは今後のボンドにどういう影響を及ぼすのだろうか?いや十分強いが、守りたいものがアレではなくいつもの国家や人命だったら、ああいう結末じゃなかったように思う。


昨今の情勢というのか、気になった点がもう一つ。007名物チャンネー(ボンドガール)であるが、今作は特にいろんな女の見本市みたいで面白かった。

  • 事務職でバリバリ働く女(マネーペニー)

  • 男顔負けの力仕事でバリバリ働く女(ノーミ)

  • 親もほぼシングルマザー、自身もシングルマザーの女(マドレーヌ)

  • お色気担当使い捨て女(パロマ)

と…。こう書き並べるとパロマとは一体何だったのだ?感がものすごい。でも嫌いじゃない。この中で一番007らしさがある。MI6にも多様性の波が押し寄せてきている。Qも特に明言していなかったけど、彼氏でもいるんか?というセリフがわずかにあった(けど興味無いようでボンドもマネーペニーもスルーしてその客に出す予定のワインを勝手に飲んでいた)(ひどい同僚だよ)


という感じで、サフィンの印象が薄かったのが今作で一番よくなかった。物語の外殻を作るのは主人公と敵対する悪役なので、ここはしっかりとキャラ作りするなり演出するなりしてほしかった。007ファンや、ダニエル・クレイグボンドをちゃんと見てきた人には今回もご褒美映画だったように思うけど、そうでもない人が観たらどう思うんだろうか?悪役がしっかりしていたらそういう今作が007初めての人でも(とはいえこの状況でそういう人が何人いるのか?という気もするが)それなりに観れる映画になっていたのでは?と思うのでとても残念だった。

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